スク-ルきると伊丹校 3回生 企業見学に行ってきました。
阪神友愛食品株式会社へ企業見学に行ってきました。
日時:平成29年2月15日(水) 10:00~11:30
場所:阪神友愛食品株式会社 (西宮市鳴尾浜3丁目7-3)
平成29年2月15日にスク-ルきると伊丹校 就労支援員4名の引率のもと、就労移行3回生 8名が 阪神友愛食品株式会社に企業見学に行ってきました。
今回 企業見学で伺う 阪神友愛食品株式会社は 生活協同組合コ-プこうべ及び兵庫県、阪神7市1町(尼崎市、西宮市、芦屋市、伊丹市、宝塚市、川西市、三田市、猪名川町)が出資した、第3セクタ-方式による重度障害者多数雇用事業所として設立されました。
能力開発センタ-も併設されています。
2014年には、株式会社ゆうあいサポ-ト(就労継続支援A型事業所)を阪神友愛食品株式会社内に設置されました。
午前8時にスク-ルきると伊丹校を出発。 JR、阪神電車、阪神バスと乗り継ぎ西宮市鳴尾浜へ、JR伊丹駅では朝の通勤ラッシュ時とかさなり3回生生徒達も少しびっくりした様子でしたが、無事に阪神友愛食品株式会社へ到着しました。
阪神友愛食品株式会社 能力開発センタ- 安藤センタ-長様より、 会社・能力開発センタ-の紹介、能力開発センタ-職業訓練の概要を紹介していただき、阪神友愛株式会社や能力開発センタ-の具体的なイメ-ジが3回生生徒達にも湧いたかと思います。
能力開発センタ-訓練生よりあいさつがあり、その後、会社施設、工場、訓練状況を見学させていただきました。
重度障害者多数雇用事業所 工場では 農産素材(たけのこ、ぜんまい、山菜ミックス、ふき、銀杏、栗等)の包装加工(レトルトパック)、受託生産(ひじき水煮、おでん等)など約30品目を製造し、コ-プこうべ、学校給食センタ-や病院などに納入しています。
食品原料の下処理作業(ボイル作業)から選別作業、計量・パック作業、殺菌作業(レトルト)、検品作業から箱づめ作業までの流れを見ました。
人の目でのチェックもあり、とても厳重に品質管理されていると思いました。
そして、製造した商品に消費者から苦情発生時、「障害者多数雇用事業所で製造された商品だからなどの言いわけは、消費者に一切通用しない。」という職員さんからの言葉が印象に残りました。
工場見学では、普段の授業にはない、製造工場の様子を知ることができました。
特に、消費者からの苦情対応や安全・衛生管理などの大切さも気付いたと思います。参加した就労移行3回生一同にとって、とても有意義な企業見学になりました。
最後になりましたが、お忙しい中、貴重なお時間を割いてご協力頂いた、阪神友愛食品株式会社関係者の方々に、心より御礼申し上げます。